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島バナナ補足


南西諸島や小笠原諸島方面で栽培されているマレー半島原産のバナナ。
果実は一般のバナナよりやや小振りで丸みがある。
バナナの木(正確には木ではなく多年生草本植物)の高さは幹にあたる仮茎(偽茎)で2.5〜3.5m位、葉先までだと5〜6m以上にもなる。
なのでハウス栽培も難しく、(鉢植えなんて論外)台風の多い南西諸島では収穫量がどうしても少なくなる数少ない国産バナナ。

何よりの魅力は他のバナナには無いその果実の味。
現在、一般にバナナは甘いものほど人気があるせいか、大抵甘味しか印象に残らないが、島バナナは適度な甘さに加えて絶妙な酸味を持っている。
いかにも果物の果実らしい素朴さがたまらない。

マレー半島から小笠原に伝わって「小笠原原種」(小笠原では「キング」種とも。)となった種が南西諸島に伝えられたというのが定説。
ただし、南西諸島の島バナナは人によって「小笠原原種」と言ったり、「小笠原亜種」と言ったりする。
あいまいに「小笠原系統種」とする人も。
つまりは「島バナナ」には2種類あるようなのだが詳細は不明。
「青系統」、「赤系統」という区別をしている専門家もいる。詳細のわかる方、ぜひ御一報を。


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