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2004年01月 寒波襲来

年明け後の寒波で一気に島バナナ「1号」の状態が悪くなった。
寒さだけでなくハダニによるものが大きいとは思うが、屋内の温度も急に下がり、温室内の温度も多少不安定になったらしく、2、3日の間で急変したので寒さが追い打ちをかけたに違いない。
全ての葉があっという間に枯れ、無惨な姿に。


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左:「1号」が枯れ始める。 右:ハダニの駆除も諦める。


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完全に枯れ落ちた葉を取り除く。


「2号」も完全に成長が停止。
低茎化後の親株6枚目の葉は少し先がのぞいたまま、吸い芽にも同じように先だけのぞいている葉が。
この「2号」にもハダニが目立ち出したので、今まで以上にこまめに駆除を心がけるようにする。


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「2号」の葉にもハダニの影響かもしれない枯れが。


さて、セイロンベンケイソウ。
屋内組はほとんど変化がない。
「波照間1号」のカイガラムシがひどくなっているのが気掛かりなのだが。
ちょっと放っておくと「ミカンコナカイガラムシ」が至る所に綿を吐いて「雪の積もったクリスマスツリー」みたいになってたりして慌てて駆除することもしばしば。


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左:「波照間1号」と「石垣3号」。 右:「石垣2号」「同1号」。


屋外鉢はBBSでも触れた通り、鉢の中の3株のうち、2株にどうやらつぼみらしきものが至る所に確認できるようになり、少しずつ大きくなっている。
いよいよ当地でも雪がちらつく日もあり、気温は夜間には一時的に氷点下になることもあるものの、よく踏ん張っている。
葉の色は茶褐色に変色し、葉がしんなりとやわらかく垂れていて枯れないのが不思議なくらいだ。
ちなみにビニールを被せたりなどの措置も一切していない。

通常なら1月頃から花期に入るので、「つぼみ」が大きくなるスピードが遅いようなのが気になる。
あまりに気候条件が悪すぎたのかも知れない。
ここまで開花の兆候が現れると枯死するなら「花」を咲かせてから散って欲しいものだが。
それとも花をつけずに屋外越冬を達成するのもまた面白いのだが。


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寒さですっかり変色した屋外鉢の株。


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つぼみと思われる先が玉のような芽。


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徐々に葉の形や模様が開花の気配を思わせるように。


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花の気配の無い株は葉が溶け出した。越冬も危険信号?


開花の気配の無かった室内越冬組と、気配のある屋外株の間くらいの生育環境が出来れば、開花が見られたのかも知れない。
暖かすぎるマンションの室内は「越冬」には向いているが、開花後に世代交代(枯死)するセイロンベンケイソウに開花を促すにはもう少し「悪い環境」の方が良かったのかも知れない。
「島バナナのために暖かく」を意識していたのがセイロンベンケイソウには快適すぎる環境になってしまっていたということなのか。


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