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2005年03月 新しいタネ

個人的には暖かいのか寒いのかよくわからない1ヶ月、といった感じの3月だった。
この時期寒暖差があるのは当たり前だが、極端すぎた気もする。春の陽気もあり、かなりの雪も降り。


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左:「2号」。
右:「3号」ほぼ全ての葉に枯れがまわる。


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左:糸を貼るハダニ。
右:「2号」微妙なタイミングで伸び出した。育成灯を慌ててどける。


では最初は「島バナナ」。
「3号」の枯れは相当きている。ハダニが急に増えたがなかなか駆除作業をする暇がなく、どちらかというとあきらめ、ほったらかし、なんくるないさぁ(なんとかなるさ)、なモードになってしまっている。
「2号」も同様、枯れは進むが「3号」よりは落ち着いている感じ。

しかし中旬に突如「2号」の停止していた「巻き葉」がじわじわと伸び出した。

復活か?

でも一概にそう判断出来ない。去年枯死する前の「1号」も突然葉を開いたということを思い出した。
今年は状態は良さそうなので復活であることを信じたい。
でも今頃から伸び出したら、それはそれで天井にぶち当たりそうなのも気掛かり。屋外解放は4月末〜の予定なのに。


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左:「葉から芽」は開花の気配が完全に消える。
右:「石垣3号」の花芽も枯れる。


屋外の「葉から芽」は極端な寒暖差に花芽はすっかり枯れてしまい、開花の気配は全く無くなった。
去年も一度花芽は枯れたものの、この時期には新しく花芽が付き始めていたのに。今年はダメかな?

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左:土作りスタート。ゴミ袋で簡易マルチ。
右:沖縄方面で売られるゴーヤー栽培セット。


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左:今年の栽培候補ゴーヤーのタネ。左から「あばし」
「栽培セット(中長?)」「宮古島のゴーヤーのタネ(汐風?)」。
右:ヤフオクでGETの「ペピーノ」のタネ。誘惑に負けた!


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ゴーヤー(7粒)ペピーノ(2粒)を湿らせたバーミキュライトに植える。


そして、やや遅れ気味ながら土の準備を開始。
今年のベースは「赤玉土(小粒)」+「バーク堆肥」+「再生土」。
本当なら「再生土」は余計だがマンションでは土はリサイクルするしかない。「バーク堆肥」は昨年バナナに使用した「ピートモス」に代わるもの。強酸性なのでPH修正しないといけない「ピートモス」から、そのまま使えるという理由と土の再生にもいいとかいう「噂」で変えてみただけ。腐葉土の代用という用途は同じ。今年はこれに「乾燥牛糞」を10〜20%混入している。各比率はだいたいで赤玉土(3):バーク堆肥(4か3):再生土(2):牛糞(1か2)といった感じ。
これらを混ぜ合わせて鉢に入れ、半透明ゴミ袋で簡易にマルチを施して1ヶ月程度寝かせる予定。

これとは別に試しに「EM牛糞ボカシ肥」?とでもいったらいいのか、EM-1を使った簡単な肥料を試作中。
原料は「米ヌカ」(1):「牛糞」(1)に適量の「EM-1」と「糖蜜」(黒糖や含蜜糖:糖蜜を含んだもの:でOK)をぬるま湯に溶かしたもの。
これらを混ぜて袋に密封後、遮光して約1週間〜で完成、するかな?

今年も少し早いがゴーヤー栽培を開始。今回はタネからになるのでまずは発芽させる。
タネの方は昨年収穫の「あばし」、沖縄土産の「ゴーヤー栽培セット」のタネ(中長か?)、1月に宮古島から届いたゴーヤーから取り置きしていたタネ(時期的に汐風か?群星、中長の可能性も捨てきれないが)のうち中身の詰まっていそうなものを選別してみた。
タッパーケースに「バーミキュライト」を敷き、そこにタネがかろうじて隠れるくらいの深さで植えた。これらの中から発芽して状態の良い苗に成長したものから3つ選んで鉢に定植する予定。

そしてもう1種。気になっていた「ペピーノ」(!)のタネを先月GET。これもタッパーケースに2粒植える。
南米原産のナス科の植物で淡白なプリンスメロンのような味のする果実が着くとか。日本でも沖縄方面で栽培されたこともあったそうだが、いまいちな味で栄養価も低く市場には定着しなかったらしい。
おまけに低温に弱く、高温になると実が着きにくいとかいう難しさ。そのくせ枝葉はどんどん生い茂るらしく。

でもたまたまヤフオクで見つけてついつい・・・。こちらも発芽に成功したら条件の良い方を1つ定植の予定。


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左:タネまき2週後。伸びるのが早過ぎ。
右:しかもタネの殻をかぶったままだし。


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左:双葉を開き始めた2本を急遽引っ越し。
右:予想より早く「ペピーノ」も1本発芽する。


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左:読谷村から仕入れた「生」紅イモ。外側はジャガイモみたいな色。
右:「蒸熱処理」済の印。


1週間後には無理かな?と思っていた宮古島産ゴーヤーが、3つとも真っ先に根を出した模様。
少し低めの室温でも発芽するところをみるとやはり「汐風」の可能性が高いかな?

結局、うち2本が2週目に双葉を開き始めたが、他のタネは発芽失敗に終わる。
なんとか「あばし」だけでも定植したいので、残っているタネをいくつかまた蒔いてみる。
この宮古島産が「汐風」のタネならば、不安があるからだ。

タネや苗が市販されない栽培農家専用品種なら「F1」種だろうからそのタネからの成長に不安があるし、何より冬期のハウス栽培向けに開発された品種なので夏場の暑さに耐えられるのか?という不安もある。
ただ「あばし」も本来暑さにはそれほど強くないらしい。
(去年の15cm足らずばかりだったあばしの収穫は暑さのせい?)
なので出来れば「中長」と思われる「栽培セット」のタネが発芽して欲しいが、これはどうもダメそう。

2個のペピーノのタネからも1つが1週程でひそかに発芽。
タネは1〜2mmしかないので粒の粗いバーミキュライトの中では目立たない。これでは発芽しても気付きにくい。
もう1つはどこにいったんだろうか?(笑)
タネまきから2週間で芽は約2cmに。

最後に、突然入手のチャンスが来たので急遽仕入れた「紅イモ」(植物検疫済の食用生イモ)が届く。
読谷村産の品種は多分「備瀬」で、やや小振りなイモだがさっそく電子レンジで「焼きイモ」にして美味しく食した。
さて、「生」で仕入れたからには少し残したイモはもちろん・・・。
しかし、イモの伏せ込みをする場所が無い。また鉢を買わなければ。


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