K-1Works
Top | ばななはあと | 輪行記 | Tea | Accessories | BBS | Link

812111.jpg

2008年12月 果房の生長止まる

和室にバナナがぶら下がって2ヶ月目。

比較的温暖な当地の12月。
今年は少し早めの寒波が数回あって雪がチラつく日も。
いつもより冷え込みを感じるという事は「3号」バナナの果房の生育に影響が出ることを暗示していて、悪い予感はやはり当たってしまう。


812071.jpg

1週目、「3号」の足回りの朽ちた葉鞘が邪魔になってきたので取り除くことにした。
潅水時に邪魔なのと、病害虫の発生を避けて風通しを良くしたいとのことで。

ほとんどの葉鞘は少し力を入れて引っ張ると根元付近で外れる。

この朽ちた葉鞘を取り除かずにそのまま偽茎を包むようにまとわりつかせて断熱材代わりに使う方法もあるようだが、我が家の「3号」にはカイガラムシやらハダニが大量発生する恐れもあるので何よりも風通しを優先している。


812074.jpg

これで足周りがスッキリ。

なんだか根元付近が細い?
鉢が小さすぎる様子がここにも感じられる。

さてさて気になる「3号」の果房の生育具合は?


812154.jpg

月前半頃はペースダウンしたものの、まだ微妙に肥大が進んでいた模様なのだが・・・

月半ばには生長停止。
この時点で室内の温度は15〜16℃程度で安定はしているが、やはり葉の少なさと日照量の少なさが効いているのだと思う。
順調に肥大が進めばこの年内に収穫も望めたはずだが1週目の冷え込みあたりから急変したようだ。

残念ではあるけど、これで越冬決定に収穫は春以降まで持ち越しとなる予想。
やっぱり冬の過ごし方、難しい。
生育を止めて「冬眠」させるのがいいのか?
それとも手間をかけて「生育」させ続けるよう努力するべきか?
基本的には当地の、我が家の育て方に適応してくれることを願う「放任」的な手法をとるつもりなのだが、まだ迷いもある。


812287.jpg

年末に自家製バナナは無理になったのでたまたま売り場で見つけたバナナを仕入れた。
上は一般的な「ジャイアントキャベンディッシュ」で下が「エナーノ・ボニータ」。

エクアドル産の「エナーノ・ボニータ」は島バナナ(小笠原系統種)と果指の長さは同じくらいだが細い。
(もっと長い果指だった気がしたけど?)
糖度が高いバナナで一般的なバナナと少し違うバナナを、という人には比較的入手しやすいという意味ではおすすめ。


812072.jpg

ベランダで頑張っている「レッドサビナ」は思っていたより耐寒性があるのか?。
アブラムシでボロボロになっているものの、寒さで枯れそうな感じがまるで無い。
12月に入ったら枯れるかなとも思っていたので予想外。
このまま年越し、アブラムシの害が無ければ越冬すら可能な勢い。

1週目に完熟した4個を収穫。これで3回目の収穫。
ハバネロの完熟ペースは独特の間隔があるようでいくつかの集団ごとに熟していくようだ。
まだまだぶら下がる青い実は全て収穫出来るのか?


812135.jpg

次のグループが赤みを帯び始めたのは3回目の収穫から4日後。
今度はかなりの数の実が一斉に色変わりしている。
でも、ここから完全な赤色になるまでは結構時間がかかる。


812284.jpg

2週間後の「レッドサビナ」。
かなり赤くなっているものの「レッド」ではなくて「オレンジ」。
まだまだ赤くなるまでかかりそう。
この時点で年越し決定。

それにしても、何でこんなに寒さに強いのか?


812087.jpg


「トウキチ3号」(セイロンベンケイソウ)もアブラムシに悩まされ、さらにアザミウマまで発生していた影響で足周りの葉がボロボロ。
なので、こちらも足周りの風通しよくするためにダメそうな葉を全て取り除いた。

サッパリだ。

先月のうちにほぼアブラムシもアザミウマも駆除はほぼ出来ていたが、アザミウマはまだ少し・・・
それでもこの黒いアザミウマはあまり動かないヤツなので、丁寧に1匹ずつ駆除しているうちに今度こそいなくなった。
種類にもよるけどアザミウマでも完全駆除出来るものなのか。
手間ひまかければなんとかなるのね。


812132.jpg


複葉が開いた。

花芽をつける大きさは約70cm位なのだけれど、ひょっとしたらこの複葉が出るくらいが最低条件かも、と仮定している。
70cmよりは低い背丈でも出るがどうなんだろうか?

もうちょい早く出てくれたら何かわかったかも知れない。


812273.jpg

島ラッキョウは微妙に増毛。
いや生長。

特別変化はなかったが年末になって管理人としてはビックリなネタが。

どうやら今まで宮古島Oさんから送って頂いていたこれらの島ラッキョウ、一般に出回る台湾系種の島ラッキョウではなく「宮古島在来種」だったとのこと。
最近の島ラッキョウ人気で「宮古島在来種」が見直されているらしく、Oさん家でも地元のホテルが高く買い取ってくれることから増産を始めたのだと。

そんな話を聞くと次のシーズン頑張ってたくさん収穫出来るように頑張ってみたくなる。
マンションの改修工事の工期日程にもよるのだが、次のシーズンからは大きく方向転換してベランダでいろいろやりたいと考えている。
島ラッキョウも新たな方向で試してみたい。


戻る ページ先頭へ 次へ