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急須のタイプを選ぶ

急須にも色々な形状があります。
どの形状が紅茶に合うのかはよくわかりませんので、一般的によいとされる急須を見ていきます。
そのポイントはおおまかに「軽量であること」「持ちやすいこと」「ふたががたつかない」「お茶切れのよさ」「茶漉しの材質や形状」といったところです。

まず第一に、軽量であること。
もちろん軽いことに超したことはありません。
いかにも陶器といった感じ?の厚手の急須に比べると常滑の朱泥急須は薄手で非常に軽く感じられます。

次に持ちやすいこと。
ティーポットは大抵注ぎ口の反対側、つまり後側に取っ手がありますが、急須では一般に横手です。
この取っ手の位置、長さで個人的な好みがあると思いますので実際に手に取ってみるのが一番です。

第三に、ふたががたつかないこと。
急須の胴の部分とふたの密着性が高いものほど香りも逃げにくく、保温性もよくなります。
良く出来ているものだとふたの空気穴を指の腹で塞いで傾けても注ぎ口から中のお湯がほとんど出なくなるくらいです。

第四に、お茶切れのよさ。いうまでもないですが、やはり急須の基本です。

最後に茶漉し。
中にカゴ型の茶漉しをセットしてその中に茶葉を入れるタイプのものがありますが、後片づけが便利とはいえ、紅茶のジャンピングには「一応」よくないと思えます。
カゴ型以外のものがいいでしょう。
それと、材質が金属製(ステンレスが多い)のものと、陶器製のものとあります。
陶器製のものが味にはよいとされますが、金属製に比べて、網目が粗いものが多く、BOP等の細かな茶葉はうまく漉せなかったりします。
網目が細かいものは価格が高くなりがちで、このあたりは予算次第でしょうか。
ただし金属製でも最近はフッ素加工を施したものや、汚れたら交換可能な着脱式といった優れものもあります。

これらの急須の選び方は基本的な日本茶用急須の選び方とされるものですが、鉄分を多く含んだ土を使っている点も考慮すると、やはり、常滑の急須の中からこのようなポイントで探してもらうといいかと思います。


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